先日、あるイベントに参加した際のこと。そのイベントの端っこの方でバルーンアートをしている人とそれに群がる10人程度の人々。こどもが喜ぶので見てみた。
バルーンアートをしているのは私の嫌いな風貌の人。年の頃30代でしょうか。汚らしくところどころ茶色?金色?に入れたメッシュ。太っているわけでもないが、どことなくだらしのない体。
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ここで書いたように私は人相学ってのを信じているわけですが、どーもいい人感がない顔なんですよね~。
で、この人、バルーンアーティストっていうんじゃなくて、大道芸人なんだってね。後から考えてみりゃバルーンアートで子供連れを釣って、それからスゴ技を色々と見せてくる、っていうちゃんと計算された構成になっているわけだ。
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その後はなんか色々やってくれましたよ。中国ゴマだのコンタクトジャグリング(水晶玉をあたかも重力に反して動かすかのような芸)だのダイススタッキング(カップの中でサイコロが縦に並ぶやつ)バランス芸だの。
なんかね、芸そのものよりもべシャリで笑わせるタイプの芸人なのかな。大音量で音楽をかけながら、腰につけたスイッチでその音楽を時折止めて、面白いことをボソッとつっこんでウケを狙うみたいなね。
だっさい素人youtuberが作成する動画みたいな作りっていうんですかね。今風といえば今風なんでしょう。
芸がすごいのかどうか、よくわからん。少なくともコンタクトジャグリングはそんなにうまくないでしょう。狩野英孝でも出来るんじゃないかって感じ。
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で書いたようなマジックもそうですが、ある種、ありきたりなものは様々なメディアで見てしまっているんですよね。だからすごさがいまいち伝わらんわけ。大道芸にしても、マジックにしても、あぁ、次はこうなるんでしょ、ってオチが見えてしまえば感動は半減するわけでね。どれほど磨き上げられた芸であっても。
とにかくベシャリが出しゃばっていて、「高校生の頃から練習してます」だの言い出してね。「これ一生懸命練習したんですけどね、できるかどうかわかりません」だの言い出してね。
で、実際、ちょっと失敗したりなんかしてね。
一回わざと派手に失敗して、客をヒヤヒヤさせて次は予想を超える大成功を収めて拍手喝采ってもんでもなくて、単純なミス。
挙句の果てに、もっと遠いところから観客を呼び込むためにいまいる観客にサクラになってくれって頼みだしましてね。何もしてないのに「僕が合図をしたらお~っていって拍手をしてください、遠くの人にアピールするように」とか言い出しましてね。
なんだか白けてしまいます。
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のマジシャン同様の哀れみみたいなものをどうしても感じざるをえないんです。
年齢はいくつなんだろう。私と同じくらいの歳かな。髪の毛染めて、がんばってやってこんな感じなのか。高校生の頃からやっているということは20年やってこれなのか、とかね。
なんか色々思ってしまいますよね。
ちなみに彼、後から分かりましたが私よりも10歳年下、20代でした。年齢がわからないときには勝手に同じくらいの歳認定してしまうきらいがありますねw
本日のBMI 22.1