女の人というのは不思議なもんで、久しく会っていない友人にもずっとラインをしているらしい。
それも、どーでもいいような話題で。下手すりゃ、最近寒いね、的な話題でも。遠距離恋愛でもしてんのかなくらいのノリですよね。
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この友人がその筆頭ですけどね。彼女、数代続くお金持ちの家に生まれてそれを父親が継いで、さらにこの友人がそれを継いでって感じらしい。
かなりのフェミニストで女性の権利~とか妻には声高に叫んでいるらしい。夫婦別姓の主張とか。妻とは正反対の性格。妻はそういうことを全く気にかけないキャラ。賛成でも反対でもなく、どうでもいいと流せるタイプ。だからこそ、公には叫べないことを妻には話してくるらしい。
この友人、結婚はしているが、子どもはいない。諦めたんだろうと妻が言っていた。女性がキャリアを極めるには厳しすぎる世の中だ、という思考だそうだ。
そんな友人が妻に突如、「ずっと仲良くしてね」と言ってきたらしい。
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友人の祖父は98歳まで生きたらしい。そこそこ元気で晩年まで仕事をしていたそうで、だから友人ができず、死ぬ前に「友人がいなくてつまらない人生だった」と言っていたからだそうだ。
いや、98歳にもなりゃそりゃ友人も死んでいくだろう…という気もする。でも実際、仕事で一生懸命で友人いなかったんだろうね。そんなふうに弱音を吐ける孫を持てた、ということは幸せだったんじゃないかと思いますけどね。
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でも書きましたが、そーんな大の男が大人になって友達なんてできないよねー。仕事をやめて晩年になれば社会とも隔絶して然るべきだわなぁ。うちの親父も仕事をやめてからはもうだめ。頭も回らなくなってる。今まで周りにいた人間関係を形成してきた、と父親が思っていた人たちもさーっといなくなってしまった。別に親父にそういった人たちを引き止めておく人間力がなかったわけでもなくて、そういうもんなんよ。だいたい、友人たちだって結構死んでるし、死んでなくても旧交を温めるほどの体力はもうないわけさ。
だからさ、この友人もそんな事言わなくてもいいのにね。でも、子どもがいない、というのは辛いですよね。きっとその辛さがあるからいつまでも仲良くしてほしいと思うんでしょうか。