厄介なM君の家に遊びにいったときのこと

henkendameningen.hatenablog.com

続き。

私、小学生の時に財布を落としてしまったんです。

この財布をM君が拾った?ということでM君の家まで取りに行ったんですよね。今から思えばなぜM君が拾ったのかよくわかりませんが。彼の名誉のために書いておくと、パクられたわけではないと思います。彼は普通に返してくれましたから。

 

M君、家でひとりでしたね。親もおらず。共働きだったんでしょう。姉がいたような気もするんですが、一人っ子だったような気もする。とにかく、家には彼以外誰もいなかった。

普通に財布を返してもらった。お金がなくなっていた記憶もない。

で、たいして仲良くない私にテレビゲームをしようと持ちかけてきました。当時はテレビゲーム全盛期でしたからね。

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あぁ、こいつ、家に帰っても誰もおらず、テレビゲームをする相手もおらず、なんか厄介なやつである印象があったけど、かわいそうなやつなのかもな、と思った。

彼は喘息持ちで、ときおりヒューヒュー言わせながら吸入器を用いてたっけ。いっつも学校指定の体操服を着てね。寒々とした家で体操服で、ゲームを一人でヒューヒューいいながらやってるのかな、なんて考えたりして。そんな生活だと、屁理屈こね回してなんとかみんなの輪に入りたいというふうなところもあんのかな、と。

なんかそんなふうな印象でしたね~。そんなふうに感じる当時の私、嫌ですね。子供らしくない視点から彼を見ていたようで。

 

その日はなんとなく対して仲良くもない二人が気まずいまま別れました。