henkendameningen.hatenablog.com
続き。
家まであと少し。二角曲がったらもう家だ。ブレーキをかけるのも嫌なのでブレーキを掛けなくて済むよう青信号のときに予め道路を左折して横切っておこう。。。。
横切りの振動でゴミ袋は大きく破け、中のものは道路に散乱する羽目に。
オーノー。家まであともう少しなのに。絶望。
兎にも角にも散乱したものを道路の端に避ける。この際にエクレアを自転車のタイヤで踏んでしまい潰してしまってさらに萎え。
どうしたものかと途方に暮れる。照りつける太陽。止まらない汗。
家に戻って新たなゴミ袋を取って来るほかないのだが、家まで近いとはいえ5分くらいかかる。それまでこの大量の散乱した買い物内容物を道路の端とはいえおいておいていいものなのか。誰かに持って帰られないか。後悔しかない。
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と思っているときに横から「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた人がいる。青年というか、少年というか、中学生くらいか高校生くらいか大学生くらいの年齢の男の子。もしかすると、事故にでもあったのかと思ったのかもしれません。
私(大丈夫なわけねーよ、どうすんだよ、これ…)「いえ、どうも、大丈夫ですギュフギュフ…」ってな感じの返答をしたと思うのですが
彼「もしよかったら僕の家すぐそこなんで袋を持ってきましょうか!」と言ってくれた。
私(マジで!?)「すみません、どうもありがとうございます!」
なんとか一件落着である。地獄で仏に会うとはこのことである。彼が家に戻って袋を取ってきてくれる間、私は荷物を見ていればいい。
彼のすぐそこの家がどれくらい近いのか知らない。どれだけの時間がかかるかわからないが、とにかく待つ。このときほど悲しいことはない。年下に助けられる惨めな私。
ほどなくして彼が手提げ式ゴミ袋を持ってきてくれた。破れぬよう2枚重ねで。
本当にありがとう、少年(もしくは青年)。もし実家住みならば実家のものを持ってきてくれたということだろう。
私には彼に対する恩返しができず歯がゆい。彼がこのブログを読んでくれているのであれば、私がとても感謝していることを再度伝えたいくらいだ。何なら一回くらいご飯に連れて行ってもいい。
いやー、人間捨てたもんじゃない。当地の人間が素晴らしいのか。5円をケチる私のようなおちょこ並みの器の人間もいれば、困っている人がいればそれを差し出してくれる人もいる。
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このときのことを思い出しました。
本日のBMI 21.6
さて、もらったゴミ袋ですが、次回の買い物のときに活用させていただきます。
きっと、これらのゴミ袋も破れるでしょう。そしてまた手提げ式ではないゴミ袋に私は買い物内容物を入れるでしょう。そしてまた路上で