逆玉に明日はない

何かで楡周平さんの小説が面白いと聞いたので読んでみた。

逆玉に明日はない [ 楡周平 ]

わたし、本当に逆玉とかに憧れてるんでしょうね。。働かなくてものほほんと食っていける存在に。そう、杉村三郎のように。

henkendameningen.hatenablog.com

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逆玉に明日はない [ 楡周平 ]

これは思いっきりミツカンのお家騒動をたたき台にした小説ですよね。

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中盤くらいまでは面白かったけど、後半が尻切れトンボだなぁ。

ところでこの楡さんの小説に描かれている主人公、これが私的大企業の創業者一家に婿に迎え入れられた男なわけですが、100％純粋な愛情により結婚したというよりも、逆玉に魅力を感じて結婚した、と描かれている。やっぱ、そんなもんですよね。きっとミツカンの方もそうなんでしょう。

だから実子誘拐問題を取り上げていてもなんか親身になれないんですよね。いや、あんたにもいやらしい目的があったんでしょ、と思ってしまう。