来年、小学校入学の娘のランドセルが到着した。
私の娘のご所望により茶色となった。
henkendameningen.hatenablog.com
ここで書いたように、おそらく、一般にはそれほど有名ではないが、私の中では結構有名な、私のあこがれのブランドのランドセルである。羨ましい…。大事に使ってほしいな〜。
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私のランドセルは母方の祖父に買ってもらった。ということは祖父母に買ってもらったというべきなんだろうか。
祖父母ともに大好きではあるが、祖母はあまりそういったことに心を割かないタイプであったようにも思う。ですので祖父に買ってもらったという思いが強い。
実は祖父は気が早く、誤って入学1年以上前に購入して送ってくれた。ランドセル商戦は現代においてどんどんと早くなっているそうだが、現代も真っ青な早さでの購入である。我が家での笑い話だ。
いま、本当にこれを書いている今、気づいたのだが、母方の祖父母にとって私は初めての男孫であるように思う（「思う」というのが我が家の親戚付き合いの希薄さを表していますが…。）。きっと、いろいろな期待を込めてくれてもいたんだろう。
小学校2年生のときに祖父はなくなった。大好きな祖父が買ってくれたランドセル。それまでも大事にしてきたが、祖父がなくなったときからは「遺品（もちろん小学校2年生では遺品という言葉は知らなかったと思うが）」となってさらに大事に大事に、傷つかないように扱うようになった。いまでも、特に革製品を大事に大事に使いたいという思いがあるのはそのためかもしれない。
遠方に住んでいた祖父とは、今と違って気軽にコミュニケーションが取れるわけではなかったが、私がランドセルを使用して喜んでいるのを見て、祖父も喜んでくれたのかな。ランドセルを与える身になって、祖父の気持ちを推し量ることができる幸せである。
本日のBMI 22.903
