社への忠誠心

わたくし、立志伝中の人物やその子孫がどのような人であるか、どのような生活をしているのかとても興味があります。立志伝中の人に関しては本が出ていたりしますが、子孫については不明なことが多いですね。

アキオの息子が元宝塚女優と結婚したと報道されています。アキオってもちろんトヨタのアキオですよ。つい先日、この息子の顔がアキオに似ていて優秀そうだというスレッドが巨大掲示板で建てられていたのはこの布石だったんでしょうか。しかしどうしてこのカップルの結婚が報道されるんだろう。たとえアキオの結婚話でも通常は相手までは報道されないのではないかな。まして息子では報道されないのが通常と思うが、相手も有名人ということでの報道でしょうか。これに関して思うことあり。機会があればまた書きます。

 

さて、以前

を読んだと書きました。同じ著者の

を読みました。

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 まず堤康次郎の子孫の家系図が書いてある。堤康次郎といえば女性に見境がないということは知っていたが、こんなに複雑な家系図になるんだねぇ。

堤義明堤清二についても初めて知りました。我々世代には西武グループというのはどうにもピンとこなくて(西部地域に育っていないからというのもあるが)、西武球団やプリンスホテル西友、パルコなんかは企業としては知っているがグループとしてのデカさを感じたことはなかった。

三男の義明の方が正式な後継者であり、次男の清二は後継者でもないのか。共産党活動を行い一度は勘当にもなっている。昔はかなり貧乏だったそうだ。ほんまかいな。そこから康次郎の秘書となり200社以上の企業を束ねていたというのだからすごい。

 

西武グループじゃ1月1日に康次郎の墓に幹部は出向き、ヘリコプターで義明の登場を待つそうだ。義明はそこで社への忠誠を説くのだという。もちろん昔の話だと思いますけどね。

まず1年1度の正月休みに仕事で他人の墓に行かないといけないなど嫌すぎる。

そんなことをして忠誠心など芽生えるものか。わしゃ絶対いや。

雇用者と被雇用者の関係性は被雇用者の労働と被雇用者への賃金支払の交換、これが基本のキである。これに加えて物心どちらでもいいが何らかの特別ボーナスがあってはじめて労働以外に差し出せるものとしての忠誠心が芽生えるんじゃないの?

忠誠心を強制されるなどたまったもんじゃない。そんなことで強制で忠誠心が生まれるなどありえない。義明はそんなことがわからなかったのか?わかっていてあえてやっていたのか。不思議だなぁ。