henkendameningen.hatenablog.com
を読みました。文章の書き方に癖がある(やたら難しい言い回しをしたがる。まるでこんな言葉も知っているんだぞ、とでもいうばかりに)のが鼻につくが、それにしてもすごい人もいるもんやなぁと思いました。
興味が出てきて他の本も読んでみようと思いました。
調べると、彼が刑務所から寄せた文章を綴っているサイトが見つかりました。
こちらのnoteは有料ですが、このnoteに移行する前の
こちらは無料で読めます。
移動時間などちょっとした空き時間にポチポチと読んでみました。
まず、仕事について
を読みました。
こちらは美達の高校中退時から、仕事で成功するまでの自伝的な小説であると思われます。おそらくは1977年頃から物語は始まります。
まずは全国チェーンの居酒屋?レストラン?宴会場?の営業からスタート。色々と工夫をし歩合制で全国1位の成績を収めた、と。当時はそんな宴会場の営業なんてもんがあるんだなぁ、と思いました。それで全国1位の成績を取るとそこまで羽振りがよく振る舞えるほどの給料が出るのか。そうなのか。時代が違うのでピンとこないけど。そんなに景気のいい会社なら、今現在もその残党が残っているか、少なくとも同じように稼いだ人間が美達以外にもその昔話を語っていそうなもんだが、調べてみてもそんな話は出てこない。まぁ、ネットもない昔の話だからなぁ。
お次は英会話教材の訪問営業に転職。ここでも素晴らしい成績を上げる。店長となり、部下も抱え、少数精鋭で頑張る。すごいなぁ。本人の創意工夫というのが間違いなくあるんだろうけど、営業職が転職なんだろう。向いている人はとことん向いているし、それで稼ぐ額も半端じゃないというもんな。法外な値段で英会話教材を売りつける、というのはつい最近まであった話だし、それでコミッションがドカンと入ってくるというのも頷けるか。
しかし年収8000万かぁ。そんなに?年収が売った金額を上回ることは絶対にないと思うがそこまで売れるか?これまた時代のせいか?いや、時代だからこそ8000万円を大きく上回る売り上げを作るのは難しそうだが、それほどまでにすごい人物なのか、彼は。
逆に言えば、インチキ教材を高値で売りさばいていた、という見方もできるわけだが。
それから会社(金貸し)を興し、大成功する。土地転がしも行うこととなった。年収は
これによれば年収数十億ということだ。
いや、年収数十億って相当すごいよ??
ちゃんと納税してりゃこの長者番付に載るよ??
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いやこれ、ほんまの話か??
まぁええわ。とにかく、仕事ができたんだな。仕事について、なんてたいそうなタイトルで書くだけのことはあるんでしょう。しかしなぁ、さも真っ当な商売をしてきた、というような風に書いてありますが、どうなんでしょうか。
henkendameningen.hatenablog.com
ここでも書きましたが、人類の幸せに大きく貢献するイノベーションを起こしたとかでもなければ、他人の米びつに手を突っ込まずに法外に大きな金を得ることは無理なんじゃないかと思うんですけどね。
バブルの頃なら「真っ当な商売(とはいえ英会話教材販売や金融業)」でお天道様に愛されるような商売を営んで成功することができたのか…?
ま、まぁ、真っ当に仕事をしていたかどうかはずばり主観による判断によるでしょうから、そこはいいとして、金儲けは美味かったんだろう。仕事ができるんだろう。
でもふと考えてみる。でも、その結果、刑務所にいるんですよね。いくら大言を吐いたって人生刑務所で終えるんですよね。そんな感想も持ちます。