警察歯科

中山七里さんの小説って面白いものとそうでないものが結構混在しているように思いますね。御子柴礼司シリーズは面白いような気がします。

読みました。

こちらは面白いとつまらないの中間くらいの面白さ。

 

ところでこれに身元不明の死体の身元確認を行う場面が出てきます。

歯科治療痕が身元確認の際に役に立つ事がある、というのは知っていたのですが、たしかにこの小説に書かれているように今まで歯科治療歴がない人には無意味ですよね当たり前の話ですが。このことに気付かされました。

あと、これに協力する歯科医ってのはどんな人なんだろう。警察協力歯科医なんてのがいるのかな。大学病院の歯科医みたいなんが協力しているのかなぁ。しかし、そんなにめったに身元不明死体なんて出ないでしょう。特に田舎じゃそうなんかないか。警察協力歯科医的なもんに登録はするけれど、実際に協力するのは一生に数回もないんじゃないか。そんな人が身元不明死体を見てオエーとかならないのかなぁ。

で、おそらくこれって「右何番がインレー、何番がクラウン(銀歯)、何番が抜歯済み…」とかって区別をするんだと思うんですよね。で、この組み合わせが実質的に無限に近い組み合わせがあるから人定できるってことだと思うんですよね。

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でもこの情報って、まさか日本全国に回るわけじゃないですよね。身元不明遺体が出るたびに全国の歯医者さんがカルテをチェックするとはこれまた考えにくい。

地域的に怪しい歯医者さんに情報を回すのかな。回したとして、真面目に全歯医者さんは自分のところの患者すべて(年齢、性別あたりである程度絞られはするんでしょうが)チェックするのかな。

うーん、こういう裏事情みたいなん、もっと知りたいなぁ。

どこどこで見つかった何歳くらいの男性の遺体ですが、あなたのところに通っていた○○さんという患者さんではないですか、的な確認の仕方ですかね。それなら人定できそうですが。