に対する判決が出たんだとさ。
この嘱託殺人、ニュースが出たときには少し騒がれましたが、その後、世間では全く話題にされませんでしたね。
この殺人医者、本当はどういう気持でこの殺人に臨んだのか、裁判で明らかにしてほしい。この行為は現在の法体系では許されることではないが、この法律、世論、価値観に一石を投じるつもりだったのか、一石を投じないまでも自分の意志は曲げないという強い意志があったのかどうか、それとも単に金儲けで行ったのか。
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生きるってことについて、個々人がもっと考えるべき問題だと私は思います。そして、それは死ぬことについて思索を巡らせることでもあります。
ALSの患者さんがこの事件を受けて、一生懸命生きている人に対して失礼な行為だとか言っていましたが、そんな単純な話じゃないだろう。この殺人医師によりあの世へと送られた患者もとってもとってもとっても悩んで出した結論が安楽死だったわけだから。
この嘱託殺人を契機にもっともっと死について、特に自身の死、自身が大切に思う方の死について、安楽死や尊厳死について深く踏み込んで社会が議論すべきまたとないチャンスだったと思うんですけどね。
でもそんな機運にならなかったということは、安楽死なんてとんでもない、とかんがえているが大多数なんでしょうね。