尾上縫のことはもともと何かで聞いて知っていた。
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バブルとはえらい時代だ。料亭の経営者にそれほどのを動かす力があったとは。そんな感想を持っていた。
そんななか清水一行の小説が面白いとなって
henkendameningen.hatenablog.com
清水さんの小説を漁っていたときに見つけたのが
この小説。尾上縫をモデルとしているとのことで読んでみた。
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バブルの少し前からの日本の様子がチラ見できて面白い。こんな世界があったんだなぁ。もちろん、日本のごく一部の話しだろうけど。
いまでいうキャバクラとかガールズバーとか、クラブって感じの水商売のことも描いてある。そこの従業員がのしあがったというのがこの主人公である。
この当時女性が大金を動かす真っ当な方法なんてないとは思います。となると、wikipediaには書かれておりませんが、体を使ってパトロンを得る必要があったわけですね。
パトロンに大和ハウス創業者まで抱え込んでいたんですね。ネットで検索すると松下幸之助までパトロンにしていたんだとか。真相はどうなんでしょうか。気になるな~。それほど魅力があったんでしょうかね。