私、小さい頃から父親に「女の人（子）は泣かしたらあかん」と言われてきました。
そういうあんたは妻を泣かしていたじゃないかと今になって思いますが、母親が泣いているのを見たのは数回ですね。私が幼い頃は父親は血気盛んで攻撃的でもあったので、母親が泣いてもおかしくない状況は幾度となくあったような気がします。子供の私には詳しい事情はわかりませんが、きっと父親が無理を言っていることがよくあったんだと思います。それでも私の母親は強いんでしょう、まぁ泣かなかったですね。その分、「母親が泣く」イベントは我が家で重大事件であったような気がします。
父親の身勝手で実家に帰ることも許されず、そもそも実家も相当に遠い場所ですし、子供をおいて実家に戻ることもできず、色々と辛かっただろうなぁ。
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いまでは父親は衰え、母親から意趣返しをされているようにも思う。
もともと、父親は母親に対しても誰に対しても「言わなくてもいいこと」を言ってしまうところがあるんだが、意趣返しをしている今でさえも、必ずトラブルになる一言を言ってしまうようである。それを言わずに、（あぁ、妻にも苦労をかけたんだなぁ、妻に感謝しよう）という心が少しでもあれば母親の気苦労も軽減されるだろうに、もう何年もそんなしょうもない争いを続けている。
そんな相手が同じ屋根の下にいるんだもん、いやになるよね。離婚するわけにもいかんし。
憧れない夫婦の末路やわ。
私と妻の関係は老後、どうなるんだろう。
現在、妻には不自由な思いをさせているような気もするが、なんとか老後くらいは楽をさせて感謝の気持ちと言葉を忘れないようにしたい。
