相続

henkendameningen.hatenablog.com

続き。

 

母「なんでそういうことをもっと早くに言ってくれないの。いっつもなんにもいってくれないやないの」

私「そんなん聞かれてないしな…(そもそもそういうことってぼんやりとでも自分たちで考えとくべきものなんちゃうんかいな。その時点で相談してくれりゃこっちからいくらでも提案できるのにな。だいたい、子供の方から「あなた方の寿命はもうそろそろっぽいけど、遺産の方などどうなってるんでしょうかね~」なんて聞けるわけ無いだろ、馬鹿かよ)」

 

だいたい、思い起こせば親は私の話など、というか、自分たち以外の話など聞いた試しなどないのである。たいして価値のないリゾート会員権を買うときもそう。その多額のお金で毎年、毎シーズン高級ホテルのリゾートに泊まって食事でもしたほうがよっぽどいいのだ。その会員権を買い増しすると聞いたときに、私が止めたにも関わらず、「あんたたちだっていつでも泊まれるようにしたらいいやないの」というよく分からん理由で購入している。交通の便が悪くて、会員権を持っていてもなぜか泊まれる日数が少なくて(ハイシーズンは予約が取りにくい)、会員権を持っていてもそれなりには宿泊費がかかり、会員権を持っていてもめんたま飛び出るような高価でまずいレストランしか選択肢がなく、ガワだけが立派でホスピタリティーのかけらもないホテルに、誰が本気で泊まりたいんだろうか。

そのほかのことにしたって、私の忠告を本当に聞かないんだ。

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母「もう私にはわからへん。仕事のことも色々あるし(仕事がかなり難局に差し掛かっているようである)、お父さんの病気のこともあるし…」

強気から一点泣きそうになってきたので私も焦りました。女の涙は強いですね。

ただし、ここを逃してはダメだとも思いました。

私「そうでしょ、わからへんでしょ。大変なときにわからんものにお金をつぎ込んだらあかんでしょ。あのな、なんでこんなことをいうかというと、お母さんと喧嘩したいわけじゃないんやで。お母さんのことを思ってるからなんやで(キリっ)」

私「とにかくちょっとまってくれ。焦って契約する必要はないんやから。姉にも話を聞くし、銀行の人にも話を聞いてみる。銀行の人の連絡先を教えてくれ」

母「分かった。待つ。でも姉は子供のことで忙しいしいまは勘弁してやってくれ。銀行には聞かなくて良い」

 

は~一件落着。姉貴の子の受験が終わってからに電話をしてみました。