額に汗して働く

henkendameningen.hatenablog.com

ので書いたように、父親は自信満々であり、私は父親を尊敬し、憧れているようなところがあった。

なので時折話す父親の格言めいたものはいまだに私の記憶に残っている。

多くのそれは今となっては戯言。根拠のない自信と学習もしないままのエリート意識のみが凝り固まった父親の戯言ではなかったのかと思っていますが…。

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額に汗して働くものがやっぱり強いんだということも言ってましたね。金を右から左へと流しているだけで儲けるのはだめだと。

いや、戯言というより、ごくごく一般的な昭和の父親から発せられるものであって、当時の価値観からすりゃ至極まっとうな発言である。

これは山一證券が倒産したときに言っていたことである。

いっとき、トヨタよりも山一證券が上回った時があるらしく、それを見てこんな世の中はおかしいと思ったそうだ。

 

いまでもこの言葉は私の投資にブレーキをかける。

私のやっている投資はまさしく父親が嫌うものであるからである。私自身、どこかで額に汗して働くものが最も強い、最も評価されるべきだと思っているからだろう。

 

だがしかし、もう時代は変わったんでしょうか。この価値観を捨ててもいいもんなんでしょうか。

 

いや、時代は変わったというより、庶民と伍していたら気づかないだけで、やはり雇われ人が金持ちになることはないのだ。

金持ちになる最も正当な近道は、一生懸命働く→自身も働きながら事業を起こして人を雇う→自身が働かなくても金が入ってくるようなシステムを作るという方法だろう。

 

しかし、投資のみで労働収益を越えるような世界はやっぱりちょっと抵抗があるんですよね〜。

 

本日のBMI 23.1