物量

続き。

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[rakuten:comicset:10515608:detail]

この本に関して言えば、中内の戦争体験にかなりのページ数が割かれている。それだけ中内の戦争体験が、戦後のダイエー創業に影響を及ぼしているという筆者の分析だ。

いまとなりゃ、スーパーに行けば何でもかんでも置いてある。そりゃたまには品切れもあるけれど、品切れをカバーするものが必ず置いてある。そんな時代に育っていてる私なんざ、「ものがたくさんある」ことの幸福さなど感じたいこともないが、戦中世代、出兵世代には「いつでもものがある」というのがいかに魅力的だったんだろうかと感じさせられる。そしてそれを定価ではなく安く売ることへのこだわり。

ただし、この本の戦争体験記述は面白みがない。

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私としてはそれほど大きくなった(という記述がある。個人的にはダイエーが大きい会社だと思ったことは一度もないが、やはり一大で成し遂げた巨大企業だったんだろう)企業が、いとも簡単に潰れてしまう、その過程に興味があった。この本の中ではこちらもそれほどの記述がない。そもそも出版されたのがダイエー買収の前だからですけどね。ちょっと残念。ダイエー凋落に関する詳細な記述がある本があれば読んでみよう。

 

本日のBMI 23.275