私が成長して読書を再開したきっかけは
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である。その後、ミステリーに傾倒するようになったきっかけの一つが
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である。この小説を読み、乾くるみという作家を知った。これほど面白い作品を書くのだから、他の作品もきっと面白いだろうと思って、最近、乾くるみ作品を読み直している。
東野圭吾同様、理系の頭脳を持つ作家としてサイエンスと絡めた話を作っているようだ。イニシエーションラブとは作風がかなり異なりますけどね。
先日読んだのは
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である。2008年発刊らしい。
タイムリープもの、と片付けていいのかよくわからないが、作中には2035年の描写が出てくる。
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2035年といえばいまから13年後ですか。
テレビはネットでオンデマンドで放映される未来などが描かれており、面白い。
ただし、日本に関する描写はいただけない。
日本は1年に2度の大震災を経て大統領制へと移行し、その大統領が辣腕を振るって日本大改革とでもいえそうな変貌を遂げている、というのが描かれた未来。ま、作品は未来の日本を描くことが主眼ではないのでメインストーリーにはあまり関わってはこないのだが。
とにかくそこでは日本が描かれている。円高が進んでおり、国際的には現実世界よりももっと存在感がありそうな描かれ方。
うーん、こうはならんでしょ。昨年からの円安であえぐ日本人の私には受け入れがたいですね。この1年で日本は国力を一気に落としてしまった。誰だってそう考えます。
2035年にはどうなっているでしょうか。この小説のとおりになっていることはあるんでしょうか。