焦ったってしょうがない

仕事中、「全然焦らないね」と言われることがあります。

これ、ちょっと意外かも。

子どもの頃から「お前はあわてんぼうだ」とか「おっちょこちょいだ」とか「焦りだ」と言われていたもんですから。

反対に、今現在焦らないね、という評価を得るのも納得です。あえて焦らないようにしているし、心のなかで焦っているときにそれを表情に出さないように努めているのもあるから。焦りを見せると周囲の評価が変わりますからね。周囲も焦りだすのも良くないし、あの人焦ってばかりいる、と軽く見られるのも嫌ですし。

子供の頃言われていたことの問題点って「注意力散漫だ」ってことであって、別に慌てて生活して落ち着きがないってことではないんでしょうね。注意力散漫なのは今でも変わっていないように思います。三つ子の魂なんとやらってやつですね。

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私、仕事をする上での最低限必要な能力、ってなものを考えたりするんですが、物事の優先順位をつけること、じゃないかなぁと思うんですね。最低限必要なわけですから、社会人1年目、1日目から必要な能力である気がします。

 

自分の目の前のタスクを1分1秒争ってしなければならないなら、迷うことなく焦って対処してくれ。他のものに相談している暇はない。

数分待てるのであれば、なりふり構わず声を上げてくれ。誰か周りの人が助けてくれる。

数十分待てるなら自分で考え調べて、周りの手が空いたときにコソコソと聞けばいい。

一日待てるのであれば自分で考え調べて、終業間際に仕事が一段落した周囲の人に聞けばいい。

翌日まで待てるなら自分で考え調べて、周囲の人にメールをするなり翌朝聞けばいい。

数日待てるなら…。

 

この時間感覚を持っていないような人とは仕事ができないね。

焦る必要がないのにパニクって大声を上げだす人は最悪。あとあとオオカミ少年になる可能性もはらんでいる。