社宅の玄関ドアを開け、外に出る。
冷気が鼻に入ってくる。ぷーんと香りがする。思い出す。おばあちゃんの家の香りだ。
そう、灯油の香りである。祖父母の家では灯油ストーブを使っていたなぁ。
家ではガスストーブを使っていましたね。あぁ、あの時代は家の断熱なんてあんまり考えられていなかったのかな。
親父がエアコン嫌いでね。冷房も嫌いだったが、暖房も嫌いだった。温かい空気は上に溜まる。だから上から温かいものをだすのは効率が悪いとかなんとか、理屈っぽいことを言ってたなぁ。あ、ちなみに今の私の実家はオール電化にしています。いつの間に鞍替えしたんだ、親父ィ。年始に帰省したときには昨年、ビルトインのエアコンが壊れて交換するのに50万円くらいかかったと言ってました。親父ィ。これまたビルトインみたいな金かかるものを設置するからだろうよ、本当にセンスねぇな。
小さい頃はエアコンで暖かい空気が出る家が、これまた都会的で羨ましい気持ちが少しだけあったなぁ。
今どき灯油ストーブなんてそんなに使ってないんじゃないかなぁ。社宅のどこの家庭がそんなもん使ってるんだろうか。。
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そういえば少し前にガソリンスタンドに行きましたが、そのときに灯油を親子で買いに来ている人がいましたね。高校生くらいの息子とその父親。
まだ灯油ストーブとか現役で使っているのかな。どれくらいの家庭で使われているんだろう。