私がいわゆるままちゃりからスポーツタイプのちゃりに乗り換えたのは約20年ほど前か。最初のチャリは海辺で暮らしていたこともあって数年でサビサビになって捨ててしまいました。その後数年はチャリなし生活。
その後はそこそこなスポーツタイプのチャリを購入。
しかし数年後から故障が相次ぎましてね。メンテなんてしていなかったこともあるのか購入値段と同じくらいの修理費がかかりましたね。同じくチャリ乗りの友人に聞くとそんなもんらしい。みなさん、本格的にチャリを楽しむ、というかんじでもなくきっとメンテもしていないんだろうからかもしれない。それでもチャリって乗り続けられえるもんだと思っていた。
一度は某駐輪場から出て走っているとタイヤの空気が抜けまくる。なにかと思って見ると画鋲がしっかりとタイヤに刺さっている。
なにこれ。いたずらか?あまりにもきれいに刺さっているもんでね。
駐輪場がコミコミだったので周囲の自転車を押しのけるようにして停めたのがいけなかったのか??このときも修理代金がそこそこかかったなぁ。
しかし、それもついに限界、なんか重要な部分がぶっ壊れて昨年くらいに廃品回収に無料で引き取ってもらいました。
単身赴任生活でも同じようにスポーツタイプのチャリを購入しました。
つい先日、駅前の駐輪場に自転車を駐車して本宅に帰りました。3連休を終え、単身赴任地に戻り自転車を社宅へと走らせていたときです。
走らせてすぐにブレーキを掛けたかったのでブレーキレバーを握るとガコンという音がして自転車が止まる。??普段と挙動が違う。
なんと、自転車本体の金属に取り付けられている前輪のブレーキのネジが外れてブレーキが本体と離れている。そしてタイヤを挟んだまま前の方にいっている。ブレーキはブレーキワイヤーを介して本体とつながっているのでワイヤーが完全に伸び切った状態でタイヤを止めている状態。
なぜこんなことに??今までいろんな自転車の故障を体験してきたが、こんな故障は初めてだぞ。なぜこんなことに?ブレーキを固定するネジが取れるなんてことあるのか??ネジがどこかに飛んでいないかと周りを見回したがなさそう。
これは…いたずらか?
会社に行く時間も迫っているし、自転車をこんな壊れたまま車道に放置するわけにもいかない。遅刻防止のためにはタクシーで会社に向かわねばならないか。それも出費が痛いな。幸い、後輪のブレーキは効く。前輪のブレーキは絶対にかけないようにして会社へ向かおう。会社の近くに自転車屋さんがあるので帰りに直してもらおう。きっとブレーキを本体にネジで固定すればいいだけだ。
いまはネジはなくてブレーキを本体に固定はできない。今まで固定していた穴にブレーキを通せばブレーキがじゃまになることもない。
よし、このままゆっくりと気をつけて会社へ向かおう。決して前輪のブレーキは使わないように!!使えばさっきの二の舞いだ。
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てことでゆっくりと進みだした。
会社までせいぜい15分の道のりだ。
しばらくすると交差点。赤信号。ブレーキ!!と思うと体が宙返りをしていた。前輪ブレーキを掛けてはならないという自分への注意をすっかりと忘れてブレーキを握り込んでしまったのだ。
後輪と前輪のブレーキの効きの差が出てしまい、自転車ごと宙返りしてしまったのだ。
両前腕が痛かったけれど、数秒で痛みは消える。その他どこも打っていなかったみたいだ。不幸中の幸い。交差点で転倒して轢かれたわけでもなく、骨折したわけでもない。
私といえば、10年ほどまえに雨降りのあとに傘を手で持って自転車を快適に走行していたときに傘が車輪のスポークに巻き込まれて同じように宙返りしたことがあったのだ。そのときは落下の際にハンドルが胸にあったたか何かで数週間めちゃくちゃ痛かっったことを覚えている。あれ、きっと肋骨か何か骨折していたんだろうなぁ。
とにかく、職場へいかないといけない。ブレーキを穴に通すのはやめにしてブレーキを手で持とう。あ、こうするとブレーキワイヤーが変な角度でねじれるからきっとブレーキワイヤーも悪くなって交換コースだな。ブレーキワイヤーを変えるのって金かかるんだよなぁ。。
ま、なんとか職場へは着きました。