中学校入学時、私はとても純粋でした。
先生の言うことは絶対に正しい、そう信じて疑わなかった。
そんな中学1年のときの担任A。この人のことはよく覚えている。たしかまだ大学卒業して1,2年しか経っていなかったはず。だから20代前半だったんじゃないかなぁ。他の担任より若いから舐められるような感じもあったし、荒削りな感じもあったけれど、彼自身も初めて担任をもつこともあって結構張り切っていたんじゃないかなぁ。そんな彼に純粋培養な私はそれなりに影響を受けていたような気がします。
難関国立有名大学を卒業していてちょっと変わっていた。変わっていることこそ個性的でかっこいい、なんて純粋培養私は思っていました。教育心理学?的なもんを専攻していたとかじゃなかったかなぁ。テストのときにバウムテストとか出してきましたね。
ところで私、中高一貫校に通っておりまして、学校は中学4クラスの担任はそのまま持ち上がり、ということを特色としていました。
つまり、中学1年A組の担任、B組の担任、C,Dの担任4人が基本的には高校3年A組の担任、B組の担任、C,Dの担任というように。クラスは変われどこの担任とは6年間のお付き合いというわけ。
ところがこのA先生、私が中学3年に進級するときだったか、高校に進学するときだったか、学校を辞めたんですよね。純粋培養私は少し悲しかったような気がします。6年間持ち上がり言うたやんけ~、と。裏切るんか~みたいなね。まぁこの頃になると私の純粋さ加減のかなり毒されつつ会ったんですけどね。
どうやら教育心理学?的なものを極めたいとのことで、全く別の地域の大学に行くんだということでした。自身の出身大学の指導の先生について行った、というかんじだったのかもね。
有名難関国立大学で勉強も頑張っていたのに、田舎の中高で一生を終えたくないなんて思ったんですかね。
続きを読む前に
↓クリックをしていただけると嬉しいです。
今どうしているんでしょうか。名前を検索してみると2010年くらいから出身県の隣のFラン大学で教員をやっていたようです。准教授になっていることまでは確認できました。写真も出てきました。当時と変わらない猫背の様子。白髪になっていますが、変わっていませんねぇ。
しかし、今は大学の教員紹介ホームページに載っていない。どうしているんだろう。