幼少期から誰も自分のことなんてわかってくれないと思っていました。
特殊な環境で特殊な育て方で育てられた、と。
誰にも自身の境遇を話すことが出来なかった。
「誰にも話すことが出来ないんだ」と家族に話したことはある。思春期真っ盛りの頃か。
家族もそのことを認識したんだろうとは思う。でも「誰にも話すことが出来ない」その内容は何なのか、ということまでは話さなかった。
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妻にだけは少しだけ私の悩みを打ち明けたことがある。そこまでの仲だから結婚したというのもある。妻はどう受け止めたんだろうか。あまり深いことを気にしない彼女のことである。日々忙しい毎日を送る中で忘れているかもしれない。もう一度話せば思い起こしてくれるだろう。
今から振り返れば、「自分は他とは違う」とか、中二病以外の何物でもなかったのかなとも思いますけどね。