カードを使ったゲームを想像する。
10枚のカードの裏面に相異なる10個の数字を書く。10枚のカードを表にしてシャッフルする。1枚ずつカードを引き、裏面を見る。何枚目かでストップという。ストップしたカードが10枚のうちで高けりゃ高いほうが勝ち、というゲーム。
最もかつ確率が高いのは最初の3枚まではストップをかけず、4枚目以降はそれまでの3枚のうちの最高値よりも高いものが出ればストップをかける、というもの。
うろ覚えだが、こんなゲームとそのゲームの必勝法だったと思う。
henkendameningen.hatenablog.com
塔の断章に出てくる天童の結婚相手探し感である。
結婚をそんなふうに捉えるなんて寂しいな(もちろん私はそんな風に結婚相手を捉えたことはない)、と思う反面、言い得て妙だな、とも思う。
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ただ現実にはカードは10枚とは限らない。無限に近いカードが配られているかもしれないし、3枚も引けないかもしれない。選びたいカードにとっての最大値が自分と限らない。ゲームなら失敗してもまた次があるが、結婚ならそうはいかない。
やはり現実とは違う。結婚てのはどちらが上とか下とか、そんな相対的なものではなく絶対的な基準で選ばないとね。
結婚相手選びに幻想をいだいていた、そんなふうな時期が俺にもありました。
私はたまたまいい人と知り合い結婚できた。妻には日々感謝している。そんな結婚生活を遅れるのは幸せなことだ。
でもみんなそうではないのかな。カード選び的に結婚を決める人もいるんでしょうね。適齢期というものの間に結婚を決めないといけないわけだし。
私の周りでも、結婚にとっても焦っている若者がいます。
傍から見てりゃそんなに焦らなくてもいいのに…と思うんですけどね。あんまり焦ってばかりいると、どうなるんでしょ。