子どものキッズマネー講座なるものに子どもとともに参加してきた。
子どもたちがお店やさんごっこ→お買い物体験を通じてマネーに関する取っ掛かりをつけようというイベント。
我が家は小学校低学年のうちからお金教育なんて不要、って考え。でもお店やさんごっこをさせてあげるのも悪くはないと思い参加をしてきた。
もしやこういうところから怪しげな投資話など誘われるんじゃないかとドキドキ（ちょっとだけ期待）していきましたが、そんなことはなく、平和裏に終わりました。市の教育委員会後援とか書いてあったもんね。そんなやばげなやつではないか。
で、こどもたちがおみせやさんごっこの準備をしている間に親は別室でマネー講座。FP2級をもった人が出てきて解説を行うわけ。ぜひ、役に立つことはメモをして帰ってくださいだとよ。
ありきたりな「昔はジュース一本100円だったでしょ。今は何円になっていますか。」から始まり、「人生の三大支出とは…」とかね。
そっと周りを見渡してみると、ご丁寧に「三大支出:教育、住宅、老後」と大きく書いている…。おいおい、そんな事も知らなかったのかよ、仮にも「キッズマネー講座」に参加する層がよぉ。
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これまたお決まりの「毎月○円を積み立てると20年後にはこんなに～」というトーク。「毎年○％上がりますから…」だとさ。
いや、インデックス投資をしている身からすりゃ適切な投資信託かETFなら毎年平均○％上がる可能性が非常に高いことを知っている。時折、だだ下がりすることはあっても、20年持てばまず間違いなく元値以上になることも知っている。
かといって○％上がることを確約されたわけでもないし、平均○％上がることの説明すらない中で「○％上がるので～」とだけいうのもいかがなもんなんだろうか。そんな魔法のようなものがあればだれでもそれに投資してるわい。そこを説明せずに○％上がりますって断定調で言うのってとっても詐欺師っぽい口調なんだけど。
というか、仮にも「キッズマネー講座」に参加する層がそんなことを知らない（設定になっている）とは本当に驚いた。
