henkendameningen.hatenablog.com
続き。
この同級生、本当に優秀だったんだろうなと思う。
夏休みか何かの課題で読書感想文を書けというのはよくある課題だ。
中学~高校時代、読書家でもなかった私。どんな本を読むのが自分の年齢にとって適切かわからない。
いわゆる過去の名作と思われる本は荷が重い。長文は純粋に読むのが面倒だ。
てことで私は
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これなんかを読んでいたんだけどね。。そんな動機で読んでいるものだから簡素王なんてありゃしない。適当に書くだけ。言われた課題をこなすだけ。
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ところがこの同級生は違った。遠藤周作の作品を読んだのである。そしてその感想文が校内の文芸誌に掲載されたのである。
私の頭ではとてもついていけそうにない難解な作品だったし、難解な感想だったと思う。私にはとてもできないことですごいことだなぁと当時から思っていました。
彼が読んだ本は…正確な作品名が思い出せないが、海と毒薬だったような気がしている。それで私も海と毒薬を読んだのだ。
しかし、海と毒薬はそれほど長編ではない。彼が読んだのは原爆を扱った作品だったようなきがする。
これか??こんなタイトルじゃなかったような気もする。。
黒い雨ってタイトルだったかな。それは井伏鱒二か。
今後、彼に会うことがあればぜひ何の本を読んだのか聞いてみたい。
とにかく、遠藤周作はこのときから名前を記憶している作家で、遠藤周作の本を読むことはこの同級生を思い出すことでもあるのだ。