兎の眼

灰谷健次郎兎の眼を読んでいる。

読んだきっかけは何だったかなぁ。

子供向けの推薦図書を選んでいるときに灰谷健次郎の作品があったんですよね。耳にしたことのある作家である。私も子供の頃に読んだのだろう。きっと、教師が好む作品なんでしょうね。調べてみたら、児童書の名作家でありながらなかなか物議を醸し出すような作品を書いている。

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てことで兎の眼に行き着いた。

読者として誰を想定しているかわからないが、面白い。ドラマにもなるわけだ。普遍的な面白さがあるんだろう。

この小説の主人公は小谷という22歳の新卒の女性教師。生徒たちの生育環境とは違い、いわゆるええとこの純粋無垢な子女として描かれている。

この小谷氏がハエの羽をちぎってハエを踊らせる、という描写が出てくるのが面白い。

ええとこの子女が生徒の目に寄り添う、というのが趣旨なんだろうが、羽をちぎるまでしなくても。いまなら昆虫虐待と言われるだろう。小説内なら許されるのかな。ええとこの子女がハエの羽をちぎる、というありえなさが面白い。

そしてこの小谷氏が22歳大学卒業したてですでに結婚しているというのも面白い。